歯ブラシとナストロビール2024.06.04 02:51 前回、「ナポリへと飛ぶ」と書いた。その舌の根も乾かないうちに、プーリアで書き残したことを思い出した。 舞台はバーリ、プーリア州の州都である。6月1日夜、10人のグループ旅行の一行と別れ、バーリ中央駅近くのホテルに泊まった。他の面々は、バーリ空港から帰国の途についた。飽食の9日間...
プーリアの9日間、割愛2024.06.04 01:25 シチリアから、プーリアという南イタリアの端っこから端っこへの移動(上の写真)は、列車を3本乗り継ぎ、16時間かかった。日本で例えるなら、四国の室戸岬から、鹿児島の大隅半島へ行くようなイメージか。車窓からビルを見ることはほとんどない。茶色や白い壁の家々、オリーブ畑、麦畑、ブドウ畑...
芸術的モッツァレラ2024.06.03 08:34チーズが作られる現場を初めて見た。牛乳を原料とするモッツァレラチーズの工程は、あっけなく単純だ。カザーロと呼ばれるチーズ職人、アンジェロさんの手さばきにのめり込んだ。これはアーティストだ。5月31日、イタリアのかかとに位置するプーリア州ロコロトンド近郊の小さな工場「サラティーノ」...
再びのシチリア2024.04.25 12:38 1年9ヵ月ぶりにシチリアにやって来た。トルコ航空で20日22時に関西空港を飛び立ち、イスタンブール経由でシチリア南東部のカターニア空港に着いた。乗り換え時間も入れて、約17時間。 離陸前の19日、イラン大統領を載せたヘリが墜落したとの報道に接して、「そのあたりが飛行コースだ」...
廃墟に残る一幅の絵2019.03.16 12:13 石段を上った2階の入口の先に長方形の窓がある。息をのんだ。窓の向こうにアドリア海へつながる草原が続いていた。遠くに雲がわいている。それは一幅の風景画としか思えない。