定年後、荒野をめざす

五木寛之の「青年は荒野をめざす」に感化され、22歳の春、旅に出た。パキスタン航空の格安チケットを手に入れ、カリマーのアタックザックひとつでアジア、ヨーロッパをさすらった。そして再び、旅心に囚われ、36年間勤めた新聞社を辞め、旅に出る。(中村 正憲)

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西行

河南町の桜の下で

2020.04.08 14:10

 古来、歌に詠まれた桜は数々あれど、この桜ほど人々の心に残る桜はないだろう。 いま、満開の時を迎え、時折の風に花びらが舞っていた。緊急事態宣言のさなか、大阪の南のはずれの寺に来て、人ひとりいない庭にたたずみ、眺めていると、この桜の下で死ねたら本望、という思いが湧いてくる。平安時代...

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定年後、荒野をめざす

五木寛之の「青年は荒野をめざす」に感化され、22歳の春、旅に出た。パキスタン航空の格安チケットを手に入れ、カリマーのアタックザックひとつでアジア、ヨーロッパをさすらった。そして再び、旅心に囚われ、36年間勤めた新聞社を辞め、旅に出る。(中村 正憲)

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