定年後、荒野をめざす

五木寛之の「青年は荒野をめざす」に感化され、22歳の春、旅に出た。パキスタン航空の格安チケットを手に入れ、カリマーのアタックザックひとつでアジア、ヨーロッパをさすらった。そして再び、旅心に囚われ、36年間勤めた新聞社を辞め、旅に出る。(中村 正憲)

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村上春樹

矛盾する二つの旗

2024.06.19 07:15

ミュンヘンの中心、マリエン広場の新市庁舎に、ウクライナ国旗とイスラエル国旗が掲げてあった。6月17日午前11時、広場はその日にユーロ2024の試合がある大勢のルーマニアファンで埋め尽くされていた。彼らの歌うルーマニア応援歌の大音響より、この二つの国旗が気になって仕方がなかった。

村上春樹のローマ、そしてボローニャ

2024.06.17 06:44

「ローマは無数の死を吸いこんだ都市だ。ローマにはあらゆる時代の、あらゆるスタイルの死が満ち満ちている」一時期、ローマで暮らしていた村上春樹が、ある長編小説の初稿を書き上げた後、こんな文章を残している。1987年3月のことである。(『遠い太鼓』より)6月13日、ローマの中心にあるサ...

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定年後、荒野をめざす

五木寛之の「青年は荒野をめざす」に感化され、22歳の春、旅に出た。パキスタン航空の格安チケットを手に入れ、カリマーのアタックザックひとつでアジア、ヨーロッパをさすらった。そして再び、旅心に囚われ、36年間勤めた新聞社を辞め、旅に出る。(中村 正憲)

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